「もうお昼過ぎたのに、全然寝ない…」
お休みの日。
もうお昼寝の時間はとっくに過ぎているのに、我が子はブロックを積んだり、お気に入りの恐竜のおもちゃで戦いごっこをしたり…。
全然寝る気配がありません。
「お昼寝の時間だよ」と声を掛けても
「ねんねしなーい」とそっぽを向く始末。
「園では寝るのに、どうして家だと寝ないの? わたしの寝かしつけ方のせい…?」
休日の寝かしつけがうまくいかなくて、こう悩んでいるママも少なくないと思います。
以前保育士として働いていた頃、「園では寝るのに家では寝ないんです」と皆さんと同じように悩むママを何人も見てきました。
それにはちゃんと理由があって、決して寝かしつけ方が悪いわけではありません。
この記事では、保育園では寝るのに家だとなかなか寝ない理由と、保育士が実際に使っている寝かしつけのコツをお伝えします。
また、お昼寝をしなかった日の調整の仕方についても、わたしの保育士時代の経験とママとなってからの実体験を交えてお話したいと思います。
この記事がおすすめな人☟
・子どもがお休みの日にお昼寝をしなくて困っている
・保育園では寝るのに家では寝ない理由を知りたい
・寝かしつけの具体的なコツを知りたい
・お昼寝しないけどこれって大丈夫?と心配になっている
この記事を読めば、もしかしたらお休みの日の寝かしつけがちょっぴり楽になるかもしれません☺
保育園では昼寝するのに、家では寝ないのはなぜ?

結論から言いますね。
家でお昼寝をしないのは、あなたの寝かしつけ方のせいではありません。
答えはシンプル。
園と家とでは、子どもの過ごし方、環境が全然違うからです。
保育士として働いていたとき、お昼寝に悩むママから相談を受けたことがあります。
3歳になったばかりの男の子のママで、家で全然寝なくなってしまったのを気にしていました。でもその子は保育園ではすんなり眠る子。
この違いはなんだろう?と考えたとき、「家で寝ない」には大きく3つの理由が隠されていることに気付きました。
1つずつ見ていきたいと思います。
① 集団生活の”気疲れ”
子どもは、おうちとは違う環境で実はけっこう気を張っています。
毎日楽しそうに通っていても、たくさんのお友達や先生と過ごす園は知らないうちに体力も気力も使うもの。
その気疲れもあって、お昼には眠くなるんだと思います。
② 午前中の”活動量”
保育園では、毎日いろんな活動が計画されています。
体操をしたり、お散歩に出かけたり、お部屋でサーキット遊び(マットやトンネルなどを並べて体を動かす遊び)をしたり…
制作遊びがメインの日でも合間で体を動かす遊びを取り入れたり、移動や片付けなどで案外動いたりします。
午前中にたっぷり体を動かすので、スムーズにお昼寝に入れます。
③ 朝起きる時間が違う
意外と見落としがちなのが、朝の起きる時間。
我が家の場合、平日は6時に起こすのに対し休みの日は7時半くらいまで寝ている日も少なくありません。
お休みの日くらいアラームをかけずに寝ていたい…そんな思いからつい平日より長く寝てしまいがち💦
この朝の1時間の違いがお昼寝に響いている可能性があります。
もちろん「家で寝ない」要因がこの3つだけというわけではないですが、これらの要素が大きく関係しているのはたしかだと思います。
実際、我が家では「午前中にどれだけ動いたか」「何時に起きたか」によってその日のお昼寝が大きく変わります。
つまり、家で寝かせたいときに”寝かしつけの方法”を工夫するのは大切ですが、その前段階…【午前中の過ごし方】にも少し目を向けてみてほしいと思います。
次で詳しくお話ししますね。
【準備編】お昼寝の”土台”は、午前中の過ごし方で決まる
さっきお伝えしたとおり、お昼寝のカギは午前中にあります。「寝かしつけ」でがんばる前に、まずここを整えてみましょう。
それだけで寝てくれることもありますよ☺
我が家で意識しているのは、次の4つです。
最後の一つは我が家ならではですが、同じようなご家庭の参考になればと思います。
① 朝はなるべく同じ時間に起こす
お休みの日は、つい起きてくるまで寝かせてあげたくなりますよね。
大人もゆっくり眠りたい…という方も多いはず。
でも、我が家のように朝いつもより長く寝ていると『お昼になってもまだ眠くない』ということが起こりがちです。
起きる時間が遅くなればその分午前中に動く時間も減ってしまいます。
なので午前中の過ごし方を工夫しない限り、お昼寝の時間になっても体が疲れていない…となるのも無理はないですよね。
みゅお平日と大きくズレない時間に起こすと、その後のリズムが整いやすいですよ。
② 午前中に体をしっかり動かす
お散歩、公園、体を使うお家遊び——なんでもOKです。
「午前中にどれだけ動いたか」で眠気の深さが変わるので、ここはぜひ意識したいところ。
我が家の場合、買い物だけで午前中が終わった日はやっぱりなかなか寝てくれない印象です。
(夏は暑くて外遊びが難しい日も多いので、お家の中で体を動かせる遊びをこのあといくつかご紹介します)
とはいえ、買い物も行かないといけないですよね。
我が家ではズラせるなら買い物自体を午後に回したり、早めに行動を開始して買い物だけでなく午前中の内に少し遊べる時間も取るようにしたりして対応しています。
③ お昼ご飯を少しだけ早めに
お昼ご飯の時間って何時に食べていますか?
我が家の場合、12時半頃から食べ始めることも少なくなかったです。
知っている方も多いかもしれませんが、実は——保育園の2・3歳のお昼ご飯はだいたい11時半頃から。
思ったより早いですよね。
以前の我が家の休日、自宅でお昼ご飯を食べる時のスケジュールは
7時半頃 起床・朝ごはん
10時半頃 外出(買い出し等)
12時半頃 お昼ご飯
13時半頃 お昼寝(布団に入る)
大人としてはあまり気にならない時間配分ですが…。
このリズムで動いていた時、我が子はご飯を食べ始める頃に一度眠くなるタイミングがありました。
たぶん保育園でお昼寝を始めるタイミングだったんだと思います。
そこで、なるべく平日とのギャップが起きないようタイムスケジュールを見直してみたところ、13時半頃には寝付いてくれるようになってきました!(まだまだタイミングがズレてしまい、お昼寝がずれ込むこともありますが)
変更後の我が家の休日スケジュールはこちら
6時半頃 起床・朝ごはん
9時頃 外出(買い出し・遊び等)
11時半頃 お昼ご飯
13時頃 お昼寝(布団に入る)
休日の朝も少しだけ早めに起こした分、お昼ご飯、お昼寝の時間も少しずつ早めていくと平日とのリズム差が少なくなりました
布団に入る時間が早くなった分、寝かしつける時間は変わらずかかりますが…結果的にはいつもより少しだけ早めにお昼寝ができるようになりました。
④ 【我が家の場合】お昼ご飯前の”うたた寝”に要注意
ここからは、我が子の場合の話です。
先ほども少し触れましたが、我が子はお昼ご飯頃にふっと眠くなるタイミングがあり気付いたらソファや車の中でウトウト…。
この”ウトウト寝“が5分や10分などの短時間でもあると、そのあとのお昼寝の時間に全く寝なくなってしまいます。
新生児の頃から片鱗はありましたが、細切れ睡眠タイプのようです…。
もし我が子のように「お昼前は眠そうだったのに、いざ布団に入ると全然寝ない…」というお子さんがおられたらこの“ウトウト寝”をしていないか気にしてみてください☺
【寝かしつけ編】保育士がやっている寝かしつけのコツ


ここからは、わたしが実際に保育園でやっていた寝かしつけをいくつか紹介します。
「保育園の寝かしつけの様子が知りたい」「先生は具体的にどんな風に寝かしつけているの?」など気になる方はぜひ読んでみてください☺
どれか一つでも皆さんのお子さんに刺さるものがあるとうれしいです。
① 部屋を”寝る空気”に切り替える
園ではお昼寝の時間になると、カーテンを閉めて電気を消します。
ただし、遮光カーテンではないので真っ暗ではなく、少し光が入る程度。
多くの子が自ら布団に潜っていくので自然と静かになっていって、部屋全体が「お昼寝する雰囲気」に変わります。
いつもは賑やかな保育室がだんだんと静かになっていき、先生が背中を規則的にトントンする音や、優しいメロディーの鼻歌、子どもたちの寝息が部屋にかすかに響いているあの空気感は大人でも眠たくなるほどです(笑)
あの空気感を家で再現…というのはできませんがお部屋の環境を近づけることはできます。
(我が家も試みましたが、やはりどこか違うのです…)
カーテンを閉めて、テレビを消す。
そして、オルゴールを流したり鼻歌を歌ったり…。
お昼寝に限らず、夜寝る時にも同じようにオルゴールをかけたり鼻歌を歌ったりすることで“寝る空気”を固定化する。
そしたらお昼寝でも同じような環境にするだけで”お昼寝モード”に入りやすくなるかもしれません
② 背中のトントンは”その子に合う形”があることも
寝かしつけの基本と言えばお腹や背中をトントンして寝かせる方法ですよね。
この寝かしつけのトントン、奥が深いです。
トントンの力加減、リズム、場所…子どもによって”眠りやすいトントン”が違います。
・胸のあたりで優しく一定のリズムでトントン
・横向きに寝て、背中をゆっくりめにトントン
・背中をトントンする間にさするのを挟む(トン、スー、トン、スー…みたいな)
「トントンしているのに寝ない」というお子さんはもしかしたらそのトントンの何かがしっくり来ていない場合も。
場所、力加減、リズム…いろんなやり方を試してみたら自分のお子さんに合うトントンが見つかるかもしれません。
そしてもし途中でゴソゴソしてきたら、園では「ねんねの時間だよ」と小さな声でひとこと。
言葉より、そっと手を握るだけで落ち着く子もいます。
③ なかなか寝ない子は”寝やすいツボ”を探す
トントンだけでスッと寝てくれる子が多いですが、中にはなかなか寝つけない子もいます。
そういう子には、トントンだけでなくいろんな方法を試していました。
・眉間をやさしくなでる
・髪を手櫛でとかすようにそっと撫でる
・前髪をふわっとかき上げる
・背中を軽く掻いてあげる
“寝やすいポイント”は子どもによってバラバラ。
「この子のツボは何かな?」と日々試しながら見つけていく感じです。
お家ではなかなか上手くはいかないとは思いますが、いろんな寝かしつけ方があってもいいと思います。
我が子は最近、わたしのお腹を枕代わりにしないと寝てくれないようになりました…(3歳の頭、地味に重い😅)
自分の子の“眠りスイッチ”がひとつ見つかると、寝かしつけがぐっとラクになりますよ。
無理に寝かせようとしなくて大丈夫|”眠いサイン”を待つ


ここまで保育園では寝るのに家では寝ない理由や、寝かしつけのコツなどをお話ししてきました。
でもいちばんお伝えしたいのは無理に寝かせようとしなくていいということ。
わたし自身、失敗したことがあります。
ある休日、わたしは我が子と二人で過ごしていました。
午前中は日用品と食材の買い出しで2軒お店を回っただけ。
しかも我が家は地方で移動手段は自家用車。子どもはほとんど歩きません。
案の定、我が子は全然眠くなくてお昼寝の時間はとっくに過ぎているのにいつまでも遊んでばかり。
一緒に布団へ横になってもすぐに立ち上がって遊びだしたり、「寝る時間だよ」と諭しても「やだ!」と手を振り払われたり…。
何度もそのやりとりを繰り返し、こうなったら”自分から布団に来るまで待とう”と決めて無理に布団に連れていくのをやめました。
わたしは布団に横になって寝たふりをして待つことに。
でも、子どもは寝たふりするわたしを横目に遊んでばかり。
わたしは薄目を開けて様子を見てみましたが、全然眠くなさそうです。
時々「一人でねんねするの寂しいな〜」などと声を掛けたり、「一緒に寝よう」と誘ったりしながらも、刻々と時間は過ぎ…40分くらい粘ったと思います。
「寝てくれたら、あれもこれもやろう」と思っていたのに、結局なにも進まないまま、時間だけがあっという間に過ぎていきました。
寝かしつけも進まない。自分のやりたいこともできない。
なんかもったいない時間の使い方をしたな。と、あとで少し落ち込みました。
こてん、と電池が切れてしまうこともあると思いますが、眠りに向かうにはやっぱりこちらが少し手を貸してあげる必要があります。
でも、まだ眠くない子を無理やり寝かせるのも、親子でぐったりするだけ。
だから大事なのはタイミング。
子どもが「なんだか眠そうだな」というサインを見せたら、そのタイミングを逃さず「ちょっとゴロンしようか」とお布団に誘ってみる。
新生児の頃は当たり前にやっていたのに、いつの間にか”1日のタイムスケジュール“に追われて生活していることに気付きました。
たしかに子どもの欲求のままに生活するといろいろと不都合なことが出てくるとは思うので、全てを子どもに合わせる必要はわたしはないとは思います。
ただ、基本はやっぱり子どもを軸に置いた生活をした方が結果的に親としてもラクであることは多いように感じます。
眠くないタイミングで格闘するより、眠くなったサインを見逃さずにお布団に誘う。
タイムスケジュールに縛られすぎないようにしましょうね☺
昼寝しなかった日は、夕方からの整え方でカバー
「今日はお昼寝しなかった…」という日、みなさんも経験があると思います。
そんな日は、夕方からの過ごし方でゆる~くカバーしていきましょう。
夕方に眠そうなら、短時間だけ寝かせてもOK
お昼寝をしなかった日は、夕方頃に急に眠くなって機嫌が悪くなることがあります。(我が子は大体16時半頃から眠たくなります…)
そんなときは、無理に起こし続けず寝かしちゃいましょう
「1時間だけ」など短めに時間を区切って寝かせてあげると、機嫌も戻りやすいです。
我が家は1時間を目安にしていますが、これは子どもによって本当にさまざま。
1時間じゃ足りない子もいれば、1時間寝ると夜まったく眠れなくなる子もいます。
まずは1時間くらいから試して、夜の寝つきを見ながらその子に合う長さを探していくのがおすすめです。
夜が少し遅くなっても割り切る
夕方に寝かせると、その分、夜の寝つきが少し遅くなることもあります。
でもそこは割り切ってしまいます。
「お昼寝しなかったから、夜寝る時間まで起こしておこう」「夜は絶対この時間に寝る」とガチガチに決めてしまうと、親も子も疲れてしまいます。
だいたいの目安は持ちつつ、その日その日で柔軟に。
思うようにいかないもどかしさがあるとは思いますが、適度に肩の力を抜いていけるといいですね☺
翌朝はいつもの時間に起こす
夜が遅くなった日でも、次の朝はなるべくいつもと同じくらいの時間に起こしてあげてください。
2日以上の連休だと、翌日も休日なので前日の夜が遅かったら朝ゆっくり寝かせてあげたいと思うママは少なくないと思います。
ただ、夜の時間は柔軟に変化させても朝の時間はなるべく崩さないでいた方が結果的にラクだったりします。
朝の時間が揃っていれば、生活リズムを整えるハードルはぐんと下がると思いますよ。
1日の睡眠時間はできるだけ確保を
お昼寝は、場合によってはしなくても大丈夫。
夜の就寝時間も、柔軟に対応すればいいとお伝えしました。
ですが、睡眠時間そのものは子どもの成長にとってとても大切です。
「お昼寝しなかったから夕方1時間寝たし、夜は遅くなってもいいよね」と、簡単に考えてしまうのは少し心配。
たしかに夕方少し眠ると夜の寝つきに影響が出るのは仕方がないと思います。
ただ、だからといって夜の就寝時間をいつもより2時間も3時間も遅くしてもいいわけではありません。
大前提として【1日の睡眠時間はできるだけしっかり確保する】ということは、意識しておきたいところ。
厚生労働省の情報サイトによると、推奨睡眠時間はお昼寝も含めた1日の合計で次のとおりとされています。
・1〜2歳:11〜14時間
・3〜5歳:10〜13時間
つまり2〜3歳ごろなら、だいたい1日10〜14時間くらいが目安ですね。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「こどもの睡眠」)
なので、毎朝7時に起きる子がお昼寝をせず夕方1時間の夕寝をした場合、遅くても22時には眠れているとトータルで10時間の睡眠になります。
ちなみに、日本の子どもの睡眠時間は世界的に見ても短く、推奨を下回りがちだそう。
我が家も毎日9時には布団に入ろう、とは思っているのですができない日も多々あります。
そして布団に入ってからもなかなか寝ないんですよね…😢
それでも、部屋を暗くして体を休める空気を作ることだけでも大切だと思うので環境は整えるようにしています。
もし「お昼寝も夜もなかなか寝ない」という場合は、その子の体力がしっかりついてきた証拠。
朝を早めに起こしたり、午前中の活動を見直したりして、夜の睡眠をしっかり確保できるようにシフトしていくといいと思います。
夏の昼寝は、【寝ている高さの体感温度】に注意する
夏といえば暑くてジメジメして、寝苦しい季節のイメージが強いですよね。
でも実は、お昼寝の寝つき自体は良くなりやすい季節です。
理由はプールや水遊びで日中にたっぷり体を動かすことが多いから。
気をつけたいのは、寝ている間の”暑さ“と”冷えすぎ“です。
保育士のとき、夏の午睡で気をつけていたことの一つが、室温・湿度の管理でした。
園では温度計を大人が立った目線の高さに1箇所置いて目安にはしていましたが、それだけには頼らず実際に子どもの目線に立ったり寝ている目線になったりして、体感温度を確認していました。
というのも、床に近い場所は大人が感じるより冷えていることがあるからです。
「暑いかな」と思って冷やしすぎると、今度は寝ている子が寒い…なんてことも起こります。
お家でも、こんなことを意識すると安心です。
・かけものは薄めにする(夏はタオルケット)
・汗をかいていたら寝る前に着替え(必要に応じてシャワー)をする
・室温、湿度は子どもが寝ている高さでも確認して調整する
このあたりに気を配ると、暑い日でも気持ちよくお昼寝できますよ。
これは逆効果かも|やりがちなNG
最後に、「これは逆効果」という対応を、いくつか挙げておきます。
(正直、わたしもやってしまいがちです…)
眠くないのに寝かせようとする
まだ眠くない子を布団に誘って寝かしつけしようとしても、お互いにぐったりするだけ。
それどころか、無理に何度も寝かせようとしたり寝てほしさから大きな声を出したり…。
これを繰り返していると「お布団=嫌な場所」になってしまうこともあります。
ただ眠くなるのを待っているだけではなく寝かしつけをする必要はあると思います。
だけど、眠くない子を無理に寝かせる必要はないと思います。
30分寝かしつけを粘ってみて、それでも寝なければまた1〜2時間くらい空けてもう一度寝かしつけをしてみてもいいかもしれません。
夕方の”遅い時間×長い”お昼寝
先ほどもお伝えしたように、夕方に寝かせること自体は全然ありだと思います。
ただ、遅い時間にたっぷり寝てしまうとさすがに夜の寝つきに響いてしまいます💦
まずはしっかりと身体を動かして、自然と眠くなるようなサイクル作りを意識することが大切です。
それでも昼食後すぐに寝なくて夕方眠くなったときには、【短めで起こす】のがポイント。
1時間程度の夕寝でもすっきりする子も多いですよ
寝る直前のテレビ・動画・スマホ
こちらも睡眠に関する情報サイトではよく目にすると思います。
寝る直前まで画面を見ていると、なかなか寝るモードに入れません。
画面の明るい光を浴びると、眠りを促す「メラトニン」というホルモンが出にくくなると言われているからです。
実際、「寝る1時間前はスマホやTVなどの画面を控えましょう」というのを、多くの専門家がすすめているのを見たことがある人も多いと思います。
大人でも、寝る直前に動画を見ていると寝付けなくなる時がありませんか?(わたしはなります…)
お昼寝に限らず、眠る前は少しだけ動画やタブレットはお休みしてなるべく静かな時間をつくってあげる方が眠りに向かいやすくなります。
「早く寝なさい!」と大きな声を出す
これはわたしの反省でもあります…
親が焦ってイライラすると、その空気は子どもにも伝わります。
こちらが強く言うほど身構えてしまう子も少なくありません。
(なぜそうなるか、どのように伝えたらいいかなどはまた後日詳しく記事を書く予定です)
なので焦る気持ちも分かりますが、まずはママが落ち着いて
眠れる環境を整えたら「いつかは眠くなる」という気持ちで気長に待ちましょう。
(…と分かっていても、それが難しいんですけどね😅)
まとめ|昼寝しないのは、体力がついてきた証拠
家でお昼寝をしないのは、あなたの寝かしつけの問題ではありません。
園と家では、過ごし方が違うだけなんです。
そして2〜3歳ごろから、家ではお昼寝をしない日が出てくる子も少しずつ増えてきます。
「昼寝をしなくても、一日を元気に過ごせる」だけの体力がしっかりついてきた証拠
無理に寝かせようとすると親子で疲れてしまうことも…。
なので、お昼寝をしない日があってもいいと思います。
(ただ、夜の睡眠だけはできるだけ確保してあげてくださいね✨)
最後に、今日お伝えしたことをまとめます。
・2・3歳が家で寝ないのはあるある(園は気疲れ+活動量で眠くなる)
・カギは午前中の過ごし方。いつも通りに起こして、体を動かす
・ごはんと昼寝は「気持ち早め」で園に近いリズムづくり
・薄暗く・静かに「寝る空気」を作る
・トントンや寝やすいツボなど自分の子に合った寝かしつけ方を探す
・無理せず「眠いサイン」を待ってから布団に誘う
・寝なかった日は夕方に短め+翌朝いつも通り。夜の睡眠だけは確保
・夏は寝ている場所の体感温度に注意
正直に言うと、子どもの生活リズムを整えるのは、本当に難しいです。
思ったようにはいかないし、「お休みの日くらい、ゆっくりしたい…」というママの気持ちも痛いほど分かります。
わたしも、いまだに子どものお昼寝には手を焼いています💦
今日お話ししたことも、これが正解と言っているわけではありません。
あくまで我が家での実体験とわたしの保育士時代の経験に基づく一例として見ていただけるとうれしいです☺
今回お話した内容で、一つでも参考になるものがあったらぜひ気軽に試してみてください♪
そして「我が家ではこうだったよ」「こうしたらスムーズだったよ」などあれば、コメントやSNSで教えてもらえるとうれしいです☺
みなさんの声が、この記事をもっと良いものにしてくれます✨
一緒に子育て頑張りましょうね☺
よくある質問
Q. お昼寝は何歳まで必要ですか?
A. これは個人差がとても大きいので一概に何歳までとは言いにくい部分です。
体力がついてくると2歳頃からお昼寝をしなくなる子もいると言われていますが、保育現場にいたころの感覚では4〜5歳くらいにかけて少しずつお昼寝をしなくなる子が増えていく印象でした。
(これは園での活動量も関係しています。家ではもう少し早い年齢からお昼寝をしなくなる子が増えると思います)
ただ、わたしの勤めていた園では年長さんになるまではお昼寝の時間はみんなお布団で過ごしていました。(生活リズムに個人差の大きい0歳児は別です。)
眠くなくても体は疲れていることがあるので、「横になって体を休める」だけでも意味があるからです。
年長の秋ごろからは小学校に向けて少しずつお昼寝をなくしていきましたが、「今日は疲れたから眠りたい」という子は別のクラスで一緒に寝るなど、その子に合わせた対応もしていました。
お昼寝の進め方は園によってさまざまなので、実際の対応は通っている園に聞いてみてくださいね。
Q. お昼寝をしないと発達に影響しませんか?
A. 大切なのはお昼寝そのものよりも「1日トータルでしっかり眠れているか」です。
お昼寝をしなくても、夜ぐっすり眠れていれば心配しすぎなくて大丈夫なことが多いです。
もし夕方に機嫌が悪くなるようなら短時間だけ寝かせるのも一つの手。
朝の起床時間や午前中の過ごし方を見直してみると変化することもあります。
Q. 保育園では、どうしてあんなに早く寝るんですか?
A. 「集団生活の気疲れ」「午前中の活動量」「毎日同じリズム」——この3つがそろっているからです。
お家より”眠くなる条件”が整っているだけなので、家で寝ないのはよくあることですし、どのご家庭でも起こり得ること。落ち込まなくて大丈夫ですよ。
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お家で体を動かすなら
この記事で何度かお伝えしたとおり、「午前中にどれだけ体を動かしたか」が、お昼寝へのいちばんの近道でした。
とはいえ、夏の暑い日や雨の日は、なかなか外に出られませんよね…。
そんな日のために、お家の中で体を動かせる遊びをいくつか用意しておくと、午前の運動量を確保しやすくなります。



