朝ってすごく忙しいですよね。
朝ごはんの準備にお弁当作り、子どもと自分の準備。
中には洗濯や前日の洗い物をしている方もおらるのではないでしょうか?
なのにいつまで経っても起きてくれない我が子…。
何度声を掛けても起きてくれないし、無理やり起こすと大癇癪。
我が家も毎朝壮絶でした。
しかしこれでは朝から体力を消耗してしまい日中のパフォーマンスも落ちてしまうし、何より子どもを起こすことが毎朝苦痛(涙)
これでは自分のためにも子どものためにもよくない!
ということで、元保育士×フルタイムワーママのわたしが
保育士時代の知識や経験を基に朝怒らなくても済むルーティンを自分なりに模索した結果、
5つの秘策を編み出すことに成功したので、皆さんにも共有します!
この記事がおすすめな人
- 子どもが2~3歳頃
- 子どもの寝起きが悪く、毎朝起こすのが苦痛
- 朝時間がなくて余裕がない人
- なかなか起きない子どもにイライラして怒ってしまう人
これまで、
子どもの寝起きの悪さに頭を悩ませていた人や
毎朝時間がなくなって子どもに大きな声を出してしまい自己嫌悪している人でも
明日から気軽に実践できる内容・即効性のある内容になっているので、ぜひ最後まで目を通していただけると嬉しいです☺
子どもが起きないのはなぜ?朝起きられないのは理由があった!
毎朝繰り返される子どもとの寝起きバトル、本当にしんどいですよね…。
大人でも朝が苦手な人がいるように、子どもでも寝起きの良し悪しは分かれるもの。
ではなぜなかなか起きられない子がいるのか?
それは子どもの単なるワガママではなく、この時期特有の発達段階や脳の仕組みが大きく関係しています。
対処法を試す前に、まず「なぜ起きられないのか」を知っておくだけでも案外納得がいってイライラが少し和らぐこともありますよ!
子どもが朝起きられない主な原因はこの5つが考えられます。
「体内時計」がまだ未完成
わたしたち大人も、基本的には夜眠くなって朝になると目覚める「体内時計」が出来ていると思います。
でも2歳の脳はまだまだ発達途中で、ある程度土台は出来始めていてもいろんな機能が安定していません。
体内時計もまだ安定していない時期なので、眠りに入る⇔朝起きるのサイクルがうまく回らず【朝なかなか起きられない】に繋がることがあります。
また、子どもの体内時計は大人以上に光と生活リズムの影響を強く受けます。
夜寝る前の過ごし方で寝付きに差が生まれることも…。
起こすタイミングと睡眠サイクルのズレ
皆さんもご存じの通り、睡眠には浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)のサイクルがあります。
それぞれきちんとした役割がありますが、新生児時期はレム睡眠の割合が多かったのに対して2~3歳頃から徐々にノンレム睡眠の割合が増えていきます。
起こすタイミングがこの深い眠り(ノンレム睡眠)のときだった場合、なかなか脳が「起きるモード」に切り替えられず「起きない」「不機嫌」に繋がると考えられます。
単純に睡眠時間が足りていない
2~3歳の子に必要な睡眠時間はおおよそ10~14時間と言われています。
健康づくりのための睡眠ガイド2023より(厚生労働省)
これはあくまでも指標であるので個人差はあるとは思いますが、お昼寝の時間を除いても夜の睡眠時間は8~12時間程度。
朝6時に起きるとすると22時には寝ていてほしいところ。
しかもこれは布団に入る時間ではなく眠っている時間というのが肝。
しかし平日は忙しく寝かせるのが遅くなってしまった、なんてことはよくあるのはないでしょうか。
ちなみに我が家もそうでした…(涙)
保育園のものやお弁当の片付け、洗濯、晩御飯の準備に片付け、お風呂、明日の準備…
あれこれしている間にあっという間に21時!!
急いで歯磨きやトイレに行かせるも、これまたイヤイヤ期で何をするにも「やだよー」と言われ逃げられる始末…。
布団に入るのが22時を過ぎるときもホントによくありました。
そうすると、毎日朝6時すぎに起こすため睡眠が足りずなかなか起きないのです。
もしかしたら読者さんのお子さんも睡眠時間が足りずに朝起きられない、ということがあるかもしれません。
イヤイヤ期による反抗
2歳児といえば代表的なのは「イヤイヤ期」。
イヤイヤ期については別の記事で詳しくお話したいと思いますが、
このイヤイヤ期のせいでママの「起きるよ」という声掛けに寝ぼけながらも反射的に”イヤ!”と反発している可能性もあります。
我が子はあまりにも反射的に「イヤ!」と反発してしまうがために、この前「おやつ食べる?」の問いに「イヤ!…じゃなくて食べる(ニヤリ)」というやりとりが発生しました(笑)
実は逆効果?朝の子どもへのやりがちなNG対応
「早く起きて!」と焦るあまり、ついやってしまうことってありますよね。
わたし自身も保育士の知識があるくせに、我が子には感情的になってしまうことが正直あります。
でも、知っているだけで意識を少しだけでも変えることはできます!
まずはよくあるNG対応を確認しておきましょう。
大きな声で起こす
「早く起きなさい!」と大きな声を出すのは、子どもを驚かせてしまいます。
携帯のアラームが突然大音量で鳴ったら大人でもびっくりしますよね…。(わたしはよくビクッとして起きます)
イヤイヤ期の子どもは感情が爆発するとなかなか落ち着かないので、その後の支度がさらに遅くなるという悪循環に陥ってしまうかもしれません。
布団を強引にはがす
これもやってしまいがちですが、我が家はこれでちゃんと起きたことは一度もありません…。
眠い状態で急に寒さを感じると、子どもはますます不機嫌になります。
身体的な不快感はイヤイヤのスイッチを入れやすいので要注意です!
毎朝起きる時間がバラバラ
これはわたしも耳が痛いですが、休日だからといつまでも起こさずに寝かせていると体内時計が乱れてしまいます。
大人は1~2日くらいであればいつもより起床時間が遅くても平日に持ち直すことはできますが、子どもは大人よりも体内時計を調整するのが苦手です。
また、朝起きるのが遅くなると必然的にご飯やお昼寝など、日中の生活にも影響してますます夜が遅くなってしまいます。
理想は平日と休日の起床時間のズレを30分以内に抑えたいところ。
でも現実はそうはいかないと思うので(笑)できる限り起床時間のズレが大きくなりすぎないよう一緒にがんばりましょう!
我が家はズレが1時間以内に収まるよう努力中です!
【すぐ試せる!】元保育士が実践する朝起きない子どもへの対処法5選
ここまで2歳児が朝なかなか起きない理由を、脳の仕組みや発達も絡めてお話ししました。

でもそういう理由ならどうにもできないんじゃない?
そう思うかもしれませんが、実は脳の仕組みや発達を抑えておけば効果的にアプローチすることは十分可能です!
次からは明日から簡単にマネできる秘策5つをご紹介します!
身体が自然と動きだす音楽を流そう!
朝起きない子へのアプローチとしてまず一番簡単な方法は”音楽を流す”こと。
子どもの好きな音楽や、体操系の音楽が特におすすめです。
我が家で特に効果のあったものは、
- 「ブンバボーン」や「からだ☆ダンダン」などのNHKの体操曲
⇒ノリのいいリズムと、おにいさんおねえさんの良く通る明るい声に自然と目が覚める様子。保育士時代も取り入れていたことがある定番曲。 - その時に子どもがハマっている動画やアニメなどのテーマソング
⇒我が子はミーハーな父の影響で流行りの曲も好きだったので日替わりで流していました。
好きなアニメやYoutubeのチャンネルテーマ曲なども効果あり。 - 通っている保育園・幼稚園のその時期の一押し曲
⇒時期によっては保育園や幼稚園で保育に取り入れている曲があったりします。例えば夏ならプール前の体操の曲、保育園でよく歌う季節の歌(童謡など)、生活発表会に使用する曲等々…普段からよく耳にして親しみのある曲程効果的!先生にクラスでの今の一押し曲を聞いてみるのも◎
リズムがややアップテンポで、明るい曲調のものほど効果的です。
ただし、いきなり大音量で流すのはNG!
びっくりしてしまって逆に不機嫌になってしまいまうことも…。
静かな部屋で聞いて少し小さいかな?と思う音量から、様子を見つつ少しずつ上げていくのがおすすめです。
光の力を効果的に使おう!
次に試してほしいことは、部屋を段階的に明るくすること。
この”段階的に”というのがミソで、一気に電灯をMAXで付けるのではなく、
- (調光機能があれば)暗いモードから付ける
- 部屋のカーテンを開ける
- 廊下の電気から付ける
等…
こうやって少しずつ明かりを取り入れながら徐々に体を起こすイメージです。
保育園でも部屋の明暗は調整していて、日中は明るく快活に、お昼寝時は程よく暗くし落ち着ける雰囲気になるよう気を付けています。
光は体内時計を調整する最強のスイッチ!
いきなり声掛けから入るのではなく、まず光を取り入れるだけでも目覚めやすくなるかもしれません。
光を使った目覚まし時計というのもあるのでそういったアイテムを使うのもいいですね!
起こすのをやめてスキンシップの時間にしよう!
朝起きる時間になったら子どもにすぐ「起きて」「朝だよ」と声を掛けていませんか?
わたしもよくやってしまっていて、その度に子どもは「まだねんねするぅ…!!!」と不機嫌モードになっていました…
だけど、思い切って起こすのをやめてみましょう!
どういうことかというと…
具体的には「起きて」などの声掛けは一切せず、自分の指を人間に見立てて(ピースサインをして床に立たせるイメージ)
「冒険に出発!」と子どもの体をあちこち探索させるのです。
「足発見!登ります!」
「背中滑り台発見!滑ってみよう!」
等々…。
コツは自分が楽しむこと!
これは保育士時代にも大事にしていたことなんですが、親しみを持っている大人が楽しんでいるとその雰囲気を感じ取って子どもたちも自然と笑顔が生まれます。
ママが笑顔でいると子どもも嬉しそうにしているっていう経験、みなさんもありませんか?
億劫な朝の時間を、子どもと触れ合う楽しい時間に変えましょう!
この方法、我が家では効果抜群✨
手軽にできるのでぜひ試してみてください!
起きたあとの楽しみを用意しよう!
起きてすぐ楽しいことが待っていることを伝えてみましょう。
例えば好きなフルーツや好きなキャラクターの食器などを用意しておくのもいいですね。
ただ、我が家では効果薄め…。
次の方法の方が効果がありました!
それは、前日の夜に翌朝の楽しみを子どもと一緒に作ること。
我が家でよく話しているのは
「明日の朝、パンとおにぎりどっちにする?」とか、
「食パンにジャム塗るの手伝ってくれる?」とか、
「明日の給食、○○の好きなカレーだって」とか、
「起きたらシール帳にこの前買ったシール貼ろうか」とか…
ホントに些細な会話ばかり。
特にシール帳の導入はおすすめ!
年少クラスになると毎朝保育園でシール帳にシールを貼るという習慣が始まる保育園も多いのではないでしょうか。
わたしが勤めていた園でも、我が子が通っている園でも年少クラスでシール帳がスタートしました。
なのでその練習も兼ねて、百均などで子どもの気に入った手帳とシールを買ってきて毎朝貼ることを始めたら朝の癇癪が格段に減りました!
寝かしつけをスムーズにしよう!
最後は、なかなか起きられない理由にもあった睡眠時間の確保にアプローチしていきます。
2~3歳ってちょっとしたことですぐ「イヤ!」と言いますよね…。
我が家は「ねんねするよ」と伝えると99.5%くらい「まだねんねしない」と言われます…。
(0.5%は眠気のピークですんなり寝てくれます☺)
寝ないといった日は寝室に連れていくのも一苦労。
ぬいぐるみで誘ったり、絵本を読もうと誘ったり、あの手この手を使って誘いベッドに入った頃には大人が眠たくなるという(笑)
そこで寝室を楽しみな場所にすることで子どもが進んで行きたくなるような場所にしよう!
と思い立ち、取り入れたのが以下の方法。
- 寝室で短時間のかくれんぼをする
⇒鬼は子どもと大人でその日の雰囲気で。布団の中やベッドの影、クローゼットの中などあらゆる場所を使って5分だけでいいので本気で楽しむ。 - 即興でオリジナルストーリーを聞かせる
⇒こちらも保育士時代よく使っていた方法。布団の中で子どもの好きなものを登場させたオリジナルストーリーをお話する。我が子は恐竜が好きなので、お留守番していたら恐竜が遊びに来てみんなで恐竜の世界に行くというお話をよくします。即興でオリジナルストーリーを考えるのが難しいという方は、桃太郎やシンデレラなど有名なお話の主人公を子どもの名前に変えたり、登場人物を身近な人に置き換えたりするだけでも◎
あと個人的に試してみたいのは天井に絵本がプロジェクターで映し出され、音声で自動に絵本の読み聞かせをしてくれるというアイテム。
いろんな商品があるみたいなのでぜひ一度使ってみたいところ…。
もし使ったことのある方、問い合わせフォームから感想お待ちしています(笑)
朝のルーティンをやりたくなる「仕掛け」を作ろう!
6つ目になりますが、ここからは少し準備が必要なので番外編ということで一つご紹介。
手間は少し掛かりますが、✨効果抜群✨なのでお時間があればぜひ試してほしいです!
具体的な方法はこんな感じ↓
- 500㎖のペットボトルをルーティンの数だけ用意する。
(起きる、洗顔、ご飯、着替え、歯磨き、出発など…) - 百均などに売っているデコレーションボールを準備する。
(最初は中くらいのサイズが子ども的に扱いやすいです。※誤飲注意※) - ペットボトルの上部を切り離し、フチをビニールテープなどで保護する。
- 朝のルーティンをイラストや写真にしたものを一つずつペットボトルの見える位置に貼る。
- 朝、ルーティンを一つやるごとにデコレーションボールをペットボトルに入れる。
ペットボトルがいっぱいになったら子どもと喜びを共有し、がんばりを褒めてあげる。
最初は何か特別なご褒美を用意する必要はないです。
がんばった積み重ねが目に見えることで達成感が生まれ、大好きな人にがんばりを認めてもらえることで自信に繋がります✨
続けていくうちに徐々に効果が薄くなってきたな、マンネリ化してきたなと感じたらその時にご褒美や新たな工夫を付け加えていきましょう!
まとめ|”朝起きない”へのイライラは「少しの工夫」で乗り越えられる!
毎朝子どもを起こすだけでクタクタ…
タイムリミットが迫ってきて焦りからつい大きな声を出してしまう…
そんな日々が続くと、育児に自信をなくしてしまいますよね。
わたしも「なんでこんなに上手くできないんだろう」「保育士なのに」と落ち込んだ朝が何度もありました。
でも、これだけは断言します。
うまくいかないのはママのせいじゃない。
子どもの発達の特性上、朝が苦手な子はたくさんいます。
あなたがダメだからでも、あなたの子だけが苦手な訳でもないから安心してくださいね。
今日からできることをもう一度まとめますね。
- 身体が自然と動き出す音楽を流そう!
- 光の力を効果的に使おう!
- 起こすのをやめてスキンシップの時間にしよう!
- 起きたあとの楽しみを用意しよう!
- 寝かしつけをスムーズにしよう!
- (番外編)朝のルーティンをやりたくなる「仕掛け」を作ろう!
これらは全部いっぺんにやろうとしなくて大丈夫です。
「今日はこれだけ試してみよう」という軽い気持ちで取り入れてみてくださいね。
うまくいった朝、ダメだったなと思う朝、いろんな日があると思います。
怒ってしまったと反省した朝にばかりとらわれず、ご機嫌に過ごせた朝を大事にしてほしいです。
自分の子育てを悲観しすぎないでください。
ありきたりな言葉になってしまいますが、子どもたちのことを思って悩んでいるのは良いママの証拠!
保育士経験があっても戸惑い、悩み、反省するのが子育てなんだと痛感する毎日です。
今日も一緒に、ゆっくりやっていきましょ☻
この記事が、子どもとママがいい気持ちで1日のスタートをきれる手助けになると嬉しいです♡


